督促状・催告書が届いたらどうする?無視するリスクと取るべき対応

債務整理

督促状・催告書が届いたらどうする?

〜無視すると大変なことになるって、知ってますか?〜

ポストを開けたら、いつもと違う厚みのある封筒。
差出人はカード会社や消費者金融、公共料金の窓口──
「このまま無視したらどうなるんだろう」
一度でもそんな風に思ったことがあるなら、ぜひ読んでください。


督促状・催告書ってどう違うの?

どちらも「お金の支払いが遅れていますよ」というお知らせですが、
ちょっとだけ意味合いが違います。

  • 督促状:支払期限を過ぎたあとに送られてくる“1回目〜数回目のお知らせ”
  • 催告書:最終通告に近い位置づけ。「これでダメなら法的手続きに移ります」という予告になることもあります。

よく「督促=裁判」だと思っている人がいますが、最初から裁判になるわけではありません。
ただ、何もせず放置すると裁判沙汰に進むのは本当です。


無視するとどうなる?流れを知っておこう

実際に放置し続けた場合の流れは、おおむね以下の通りです:

  1. 督促状・催告書が届く
  2. 何も連絡しないまま放置
  3. 内容証明郵便で最終催告が来る(この段階で法的準備に入ることも)
  4. 裁判所から「支払督促」や「訴状」が届く
  5. 判決・差押え(給料・口座・財産など)へ

たとえば、口座が突然凍結されて家賃が払えなくなった、給料の一部が天引きされたというケースも珍しくありません。


よくある勘違いと落とし穴

  • 「督促状って、何回か無視しても大丈夫でしょ?」
     → 回数じゃなく“放置期間”が問題。1通目でも即、法的対応に移る会社も。
  • 「返せないから、連絡するのが怖い」
     → むしろ連絡した方が、分割相談や一時猶予が通りやすいです。
  • 「どうせ財産ないし、取られる物なんかない」
     → 給与・年金・車・スマホなど、思わぬところに差押えが入ることも。
  • 「知らなかったって言えば何とかなる?」
     → 郵便で届いた時点で“知っていたものとみなされる”のが法律上のルール。

じゃあ、どう対応すればいい?

まず大前提として、無視はNGです。
たとえ払えなくても、「連絡を入れる」だけで状況は大きく変わります。

最低限やるべきこと3つ

  1. 封筒の中身を確認(無視したくなる気持ちはわかります)
     請求額・差出人・支払い期限・相談窓口の有無を見ましょう。
  2. 連絡して「分割」や「猶予」の交渉を試みる
     相談窓口がある場合は、「返せないが話し合いたい」と伝えればOK。
     支払い意思がある人への対応は、意外と柔軟なことが多いです。
  3. 不安なら専門家に相談する(無料でもOK)
     支払いが難しい理由(収入減・病気・生活苦)があるなら、弁護士や司法書士が対応の窓口になってくれます。

知られていない裏技や豆知識

  • 「支払督促」が届いても、異議申し立てをすれば裁判には進まない(14日以内)
  • 債権者との交渉を専門家に任せると、その日から督促が止まる(受任通知)
  • 消滅時効が成立している借金なら、返さなくても良いこともある(ただし、時効の主張は自分から言わないといけない)
  • 「利息が高すぎた」場合、過払い金の可能性もある(昔の契約なら特に)
  • 生活が苦しい人向けに、自治体で無料法律相談が受けられることもある

実際にあった相談例

  • 家賃を滞納して催告書が届いた30代男性。区役所の生活相談窓口に行ったところ、家賃補助制度を案内され、強制退去を回避できた。
  • スマホの分割払いが延滞。支払督促が届いて不安になり、司法書士に相談したら、分割で合意&ブラック入りも回避できた。
  • 昔のクレジットカード会社からいきなり催告書が。時効かもしれないと思い、相談したら時効援用が通り、返済不要に。

「無視しなければ、まだどうにかなる」

督促状や催告書が届くと、「もう終わりだ」と思ってしまいがちですが、
何もせず放置することこそが、一番まずい選択です。

逆にいえば、少しでも早く対応すれば、柔らかく解決できる道がまだ残っているということ。

払えるかどうかはあとで考えても大丈夫。
まずは「見て」「連絡して」「相談する」。
それだけで、最悪の結果を避けられる可能性はぐっと高くなります。

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